峠の風版ここどこ 3 [ここどこ]
3問目はピストン林道です。
訪れる人は皆、温泉が目当てです。
さてこの温泉の名前は?
答
ヌプントムラウシ温泉(北海道新得町)
川を渡ると無料の露天風呂があり湯船は木製の立派なものです(混浴)
写真(上)の奥に見えるのは脱衣小屋で湯船はその脇です。
温泉までは15kmのダートですが地元の人は平気でON車で来ていました。
峠の風版ここどこ 2 [ここどこ]
2問目はサービス問題だなあ(笑)
この林道の名前は?
答
秋鹿大影林道(群馬県)
隣接する万沢林道と併せると30km以上のダートを楽しめる定番コース。
この東屋の地点は休憩ポイントとして良く写真が紹介されるので判りやすい
問題だったと思います。
峠の風版ここどこ 1 [ここどこ]
一部の林道ファンからは熱い支持を受けていた雑誌BackOffが休刊になり
ここどこを楽しみにしていた人々をがっかりさせてしまいましたが、見る人
とて少ないこのBlogで勝手に自家製ここどこを始めてみます。
判った人はコメントを入れて下さい。
最初の正解者に1ポイント差し上げます。
10ポイント貯まったら何かプレゼントしようかな?
では第一問
下のゲートの写真を見て林道名を当ててください。
簡単すぎるかな?
答
杉戸林道
房総最長林道で支線も多く楽しめた林道ですが、以前は入れた中間ゲートも
閉鎖されてしまったと聞きました。
ちょっと残念ですね。
八溝真名畑林道 [福島県の林道]
2010年5月30日走行 ソロ 天候曇り
茨城・栃木・福島の三県にまたがる八溝山の東山麓を山頂へと上る
ダート14キロの林道。
以前から走ってみたいと思っていた林道で、今回の福島南部林道ツー
のメインディッシュと言うべきところ。
板庭入宝坂・金沢入宝坂と二本の林道を走り継いで鮫川村の野営地
から林道入口に到着。
ここからダート開始。
しかし舗装路と言っても良いフラットさ
序盤は杉林の中で暗い雰囲気
支線が何本かありますが寄り道はしません
峰越連絡林道の字がワクワクさせます
中盤から一気に標高を上げ路面もがれて来て面白くなりますが、有る程度上ると
再びフラットになってきました
今回はキャンプでも軽装備です
八溝山神社への遊歩道入口
ここが林道終点
すぐそばに電波塔があります
八溝山山頂の展望台は城の形
しかし生憎の天候で眺望はイマイチ
いずれリベンジしたいものです
山頂の八溝山神社
大子町へ抜ける県道沿いの蕎麦屋で昼食を摂り那珂インターより常磐道に入り
帰宅しました
八溝真名畑林道だけではあまり面白くありませんが、周囲にはいろいろとダート
林道があるようなので、次回はそれも絡めて晴天の時に行ってみたいと思います
秋鹿大影林道・万沢林道 [群馬県の林道]
秋鹿大影が13km、万沢が21kmで往復すると70km弱の
ダートが堪能できる関東の林道ライダーの定番コース。
適度なアップダウンがありビッグオフでも十分楽しめる路面
なのでほぼ毎年一回は行っている。
この写真は2009年8月走行時のもの。
生憎の雨だったが秋鹿大影から入り万沢を往復して四万温泉
からR353に出てキャンプ地の日光中禅寺湖へと向かった。
横川仏具林道 [福島県の林道]
走行日 2010年5月29日 天候 曇り ソロ
横川目兼林道に比べて横川仏具林道の入口はややガレていた。
標高670mの仏具山山頂までつながっており道は一気に上り
一気に下る形になる。
山頂へのアプローチだけ舗装されていた
山頂へは徒歩30秒
太平洋を一望できる絶景
本線に戻る
ダート距離は短い
簡易舗装になり杉林を抜ける
傾斜が急な所はこんな路面
出口付近にキャンプ場らしきものがあった
TM記載のおやじがんこそば
もちろん立ち寄りました
TMではダート8kmとなっているが後半は舗装路が多くダートは5km
程度だと思う。
横川目兼林道 [福島県の林道]
走行日 2010年5月29日 天候 曇り ソロ
常磐道いわき勿来インターを降りてほど近い。
支線が多く一度入り込んだ先はヌタヌタだったので引き返した。
本線はフラットで走りやすい。
仏具山林道・弥太郎林道と交差して四時川渓谷の狭い舗装路に
ぶつかり終わる。
TMによるとダート距離は7.6km。
竹岡林道 [房総の林道]
2010年1月11日走行
3年連続3度目の竹岡林道ですが年々荒れてきており、廃道への道
まっしぐらのようです。
3回とも竹岡側からの登りルートですが、素掘りのトンネルを抜けて
林道が始まるのが雰囲気を盛りたてます。
初めの1/3程は緩やかな登りで比較的路面も落ち着いていますが
晴天続きでもぬかっている場所が多く、片側は崖で道幅も狭いので
気は抜けません。
中間1/3はこの林道最大の難所でV字の谷を縫う急斜面のため
路面を流れる水で深く長い溝が連続し、また左右は斜面のために
ルートが限定されます。
しかも土質が非常に滑りやすい粘土質で、雨上がりの登りはほぼ
制覇するのは困難でしょう。
最後の1/3は比較的堅い路面でガレも少なく、この林道では一番
走りやすく感じます。
私はトランザルプ650でチャレンジしましたが、到底単独では困難で
周囲の助けを借りて何とか走り切りました。
過去2回はトランザルプ400で一応自力走破出来た事を考えると
難易度は相当上がっています。
トライする場合はオフ車で、しかも単独走行は避けた方が賢明です。
なお登りきって合流する金谷元名林道はビッグオフでも問題ない
路面状態です。
百名林道
雑誌「BackOff」12月号に日本の百名林道が選定されています。
こういうのが出ると、やっぱり制覇したくなっちゃうけれど、これは結構
ハードル高いですよね。
北海道と関東はそこそこ走っていますけど、その他はほとんど手つかず。
四国・中国と九州は一つも走っていません。
走行済みの百名林道
*北海道
14本中4本
加須美峠函岳線・宗谷丘陵・パンケニコロベツ林道・屈斜路湖畔林道
*東北
20本中2本
七ヶ岳林道・大窪林道
*関東
16本中14本
栗原川林道・田代山林道・川俣桧枝岐林道・川上牧丘林道・中津川林道
秋鹿大影林道・万沢林道・御荷鉾林道・大名栗林道・御岳山林道
小武川林道・泉水谷横手山林道・前山大明神林道・大山横尾林道
*中部
20本中0本
*関西
10本中1本
林道小入谷線・林道上根来線
*四国・中国林道
10本中0本
*九州エリア
13本中0本
北海道もまだまだ走りたい林道は沢山あるし、西日本はまったく手つかず。
そして驚いたのが中部地方が一本も走っていなかったこと。
頑張れば日帰りでも走れるエリアなので暖かくなったら積極的に攻めてみたいな。
志駒林道 [房総の林道]
田取林道を走るつもりで、曲がる場所を間違えてしまった林道。
橋を渡って最初の短い素掘りの隧道。
続いて二つ目は中が水溜りで、もうあまり進みたくない気持ちなんだけど・・・
通り抜けたトンネルを振り返って。
はたして抜けられるの、この林道?
今度はちょっと長めの隧道が登場。
また隧道。
ここまでトンネルを掘っているということは抜けられるのかな?
でももうここで帰ろうかな。
今度は曲がってる隧道だ!
しばらく行くと広場があり、その先はバリケードが有って四輪は通れない
ようにしている。
ということは、やっぱりピストンだったのか?
とりあえず歩いて先を見たが、まだ行けそう。
よし、もう少し行ってみよう。
あちゃ!ぬちゃぬちゃじゃん。
こんなところ入る気にはなりません。
仕方ない、引き返すか。
とバリケードを越えるところでうっかり転倒。
左は5m位の谷で、バイクごと谷に転落を覚悟しましたが・・・
バイクは運良くぎりぎりで転落を免れた。
私は2m位ずり落ちたけど、これも幸い怪我は無し。
とりあえず写真を撮る余裕があったのでパニックにはなっていなかったようだ。
ここから引き起こすのが一苦労。
とにかく足場が悪く、前輪を引きずり、後輪を引きずり、何とか足場を確保し
悪戦苦闘、火事場の馬鹿力で引き起こしたが、もう汗びっしょりでヘトヘト。
しばし休憩して登り傾斜を脱出しようとしたが、シフトレバーが曲がってギアチェンジ
ができない。
仕方ないのでアンダーガードを外してシフトチェンジを試みるがギアが変わらない。
ニュートラに入らないとエンジンがかからないし、エンジンがかからない限り
上り坂を押して上がるのは無理!
あれこれやっても全然ニュートラに入らず一時はこのままバイクをここに置いて
いかないと駄目かとあきらめかけたのだが、タイヤを前後に揺すって動かすと
ギアが入ってニュートラルランプの緑が点灯。
どうやら脱出することができた。
すっかり疲れはてて、その後の林道はすべてキャンセルしてキャンプ場に戻った。
なんでも突っ込んで行けば良いというものでは無いし、バイクの重さと自分の
技量を冷静に考えないと、そのうち大ケガするぞ!と真剣に反省した志駒林道
でした。
しかし素掘りの隧道が連続していかにも房総らしい面白い林道ではありました。
ということで今年の最後は遭難寸前で終わりましたが、とにかく無事に終わりました。
ご覧頂いた皆様ありがとうございます。
来年が良い年になりますようお祈り申し上げます。