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内の八重林道 [九州の林道]

2010年9月の走行記録です。


近くに2本の天然記念物に指定された巨木があるという。
林道巡りの合間にちょっと見てみよう。

まず訪れたのが大久保の大ヒノキ。

山の中にあり、近づくまでその存在は見えない。
それだけにきなり目の前に現れる巨木はインパクトがある。

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説明板によると樹高32m、推定樹齢は800年らしい。
800年前というと西暦1200年代初頭。

壇ノ浦の合戦が1185年なので平家の落ち武者が当地に逃げ落ちて
来た頃にはまだこの木は無かった事になる。
落人が暮らし始めた時を追うように芽を出した木が800年の時を
経てこのような巨木になっているとは感慨深い。

観終わって少し下った近くの店で昼食を摂る事にしました。

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こんな山深い所に店があるのが驚きだが、観光客の車には何台か
すれ違ったので商売にはなるんでしょうね。

そば定食をチョイス。

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このそばが曰く言い難し。
妙にボソボソしてボロボロとちぎれる。
この地域独特のモノなのか、この店独特のモノなのか、いずれに
しても私の好みとは外れていてちょっとがっかりでした。

食後すぐ近くのもう一本の古木へ。

八村杉でやはり国の天然記念物に指定されています。
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樹高54m
半端ない高さで空にそびえたっています。
とても写真で全貌をとらえる事はできません。

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やはり樹齢は800年以上と推定され平家の落人追討に当たった
源氏の大勝、那須の大八郎宗八が落人の暮らしを憐れみ、追手を
止めて平家の姫と恋に落ち、この木はその手植えだと伝承されて
います。

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十根川神社の中にありますが、この杉の手前にもイチイやトチノキ
の巨木があり間違い無く精霊が宿っているオーラを感じます。

山の深さとともに、この地方の歴史の深さも堪能して次の林道へ。

たかつごう山(1406m)と扇山(1661m)の合間を縫うように走る
内の八重林道です。
TMによると眺めが素晴らしいダート15.2kmとのこと。

2kmほど舗装路が続き

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ここからダート開始です。

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ぐんぐん標高を上げて行きます。

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林道最高地点は標高1350m。

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なぜかカメラのセッティングがおかしくて写真の色調がきちんと
出てないのが残念ですが、一応補正後の写真ですので悪しからず。

この林道もまったくすれ違うバイクがないままに走り抜けました。
上椎葉ダムによってできた日向椎葉湖の畔に出て、いよいよ北上し
椎葉林道に向かいます。
途中数台のオフバイクに擦れ違いました。
きっと椎葉林道を抜けて来たのでしょう。
いやでも期待が高まります。

そして話は次回に続くのであった(笑)
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